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HB, Group, mi-ne, HIM @渋谷 O-Nest [Afterthoughts presents CLOSET MIX #28: HIM Tokyo Onenight Show 2009] [ライブ音楽]

今週の前半、mixiの中のmaki999の日記で今日のこのライブのことを知ったのだけど、平日ならまだしも、一緒に過ごすべき休日に身重の妻を放って出かけるなんてあり得ない、とあきらめていた。今年は基本的に、マニアックなライブには行けないものだと思ってた。ところが何と、この晩は久しぶりに参加できたのです!


相方の両親は、石川の家に加えて、東京支社(?)赴任中に購入した一軒家を埼玉県上尾市に持っている。石川に戻った後もこれはそのまま持ち続けて、相方を含む子供たちが大学入学などで上京するなどして入れ替わり立ち替わり住み、一昨年相方が僕の家に移り住んでくるまでは、相方が独り暮らしをしていた。義父も東京出張の時の宿泊所として使っていた。

しかし、一昨年相方が僕のところに住むようになってからは空き家状態になった。もちろん、義父の出張時の宿泊所としての位置づけは変わらなかったけど、それ以外は、相方が庭の草むしりなどの“管理業務”をするために1~2週に1回の頻度で行っていただけ。去年結婚して相方が住民票を僕のところに移してからは、名実共に空き家になっていた。更に、義父が今年の1月27日をもって会社の役員を退任。出張の用事もなくなった。

その結果、その家は必要ないものになり、家屋の老朽化が激しいために、取り壊しをすることに決めたという。跡地はどうするのかまでは僕は知らないけれど、当然、家の中の家財を処分なり移動なりしなければならない。そのために今日、相方の両親が泊まりがけでその家に作業しに来るということで、自分のものがその家に少なからず残されている相方も(こっちでの生活に必要なものは草むしりに行くたびに小さなスーツケースで持ってきていたけど、もちろん全部持ってこられるわけじゃなかった)、泊まりがけで手伝うように命じられたというわけ。

何となく、僕も手伝いに行った方がいいんじゃないかなと思わないではなかったけど、相方は僕にあの家の中を見られるのを嫌がっていたし、と思ってやめておいた。どれが誰のどんなものなのか分からない僕じゃ、言われるままにものを動かす以外には使えないだろうしね。

それで、ああ、相方がいない夜は寂しくなるなあと思っていたところ、そういえばこのライブがあったんだ!と開場時間の1時間前の夕方6時に急に思い出し、急遽行くことにしたのでした。

ずいぶん長い前置きになっちゃったな。本文の方が短くなってしまうかも。

開演予定の7時半に10分ほど遅れて現地に着いただろうか、その時、既にホールから音が漏れてきていて、それは明らかにHBのサウンドだった。あれっ、出演順は最初だったのか! maki999の日記には

 

HIM Tokyo Onenight Show 2009
HIM名義で東京だけのワンナイト・ショウを緊急決行! 盟友のジョシュア・ラリュー(新プロジェクト、PLAYED TOMORROWのニュー・アルバムも4月発売決定です)に加え、ウルトラ・リヴィングが全面的にサポートする東京だけの一夜。次作の新曲もここでお披露目予定。原田郁子(クラムボン)がヴォーカルとして参加決定!!
3/8(日) 東京 Shibuya O-NEST:オープニングアクト:GROUP、MINE、 HB
OPEN 19:00 START 19:30


とだけ書いてあり、HB と Group(何年も前、UAがやっていたFMラジオ番組で聴いて気に入って、その名も『Record』というCD購入に至った。人を食ったようなバンド名もアルバム名も気に入った)にしか注意が行かなかった僕は、HIM というメインがあることも気がつかなかったぐらい。オープニングアクトが Group で、MINE と HB がメインというのは少ないな、しかしそれで当日券3500円って高くない?と不審には思ったんだけど、慌ててたからね。

因みに、HBの公式サイトはマイスペースに集約されたらしい。http://www.myspace.com/hbhardblack

ホールがものすごく混んでいて、ドアのすぐ近くまで人があふれてた。こりゃーせっかく HB 目当てに来たけど、ろくに見えないなと覚悟したけど、何だかんだで前の方に行けて、ちゃんと写真も撮れました。音楽は、さすがに前回見たのが去年の5月なので、新曲だった。でも、途中からだったからやっぱりちょっと物足りなかったな。27日(金)の下北沢Basement Bar に何とか行けないかな。

2009_0308HBandGroup0039

次に登場したのは mi-ne。27日のBasement Bar にはこのバンドも出演するらしく、フライヤーも入ってたけど、そっちではこの表記になっていたので、それが正しいのでしょう。イベントでは他の出演バンドがどんな傾向かというのは一種の賭けなんですが、HBよりもゆったり目とはいえ(と言うよりも HB の方が激しいと言った方がいいか?)、やはりポストロック系で、なかなかよかったです。

2009_0308HBandGroup0042 
このバンドが終わったところで、一旦ホールを出てラウンジに引き揚げたら、ちょうど HB の3人組が丸テーブルで友人たちと談笑していた。maki999が僕に気がついて「こんにちわー」と挨拶を交わしたら、muupy と tucchie が僕を指さして「あ~!お久しぶりです!」という反応を示してくれました。makiちゃんとは去年5月のライブでも会釈を交わしたけど、後の2人とは、その前もずっと絡んでなかったからな~。でも、嬉しい反応で、ますます来て良かったと思わせてくれました。makiちゃんとは少しだけ話もした。結婚して子供も生まれるんでなかなかライブに来られなかったんです、とかね。

次は Group。 公式サイトらしきものは、やっぱりマイスペースにあるだけかな。 http://www.myspace.com/groupishere
アルバム『record』での感じから、ダウナーな雰囲気を予想してたんだけど、結構激しい曲もやっていた。

2009_0308HBandGroup0046

そして、最後がメインの HIM。もう9時を過ぎていたし、3バンド聴いてもう満足していたので帰ろうかとも思ったのだけど、やはり、こういうのは縁のものだからと思い、聴いて帰ることにしました。 聴いてみると、これもダブとかポストロック系の世界だった。オープニングアクトを3バンドも入れて、しかも統一感が取れているイベントってなかなかすごいと思う。但しこのバンドのみ、ボーカル(日本語)が入る曲もあり、最後はゲストにクラムボンの原田郁子も歌ってた。

2009_0308HBandGroup0055

帰宅してから調べたら、アメリカのバンドで、ポストロックに分類されるらしい。それにしても、 “HIM” なんてありふれた単語と同じ綴りだと(HB も Group もそうだけど)、検索に苦労します。フライヤーに書いてあった「ダグ・シャリン」という名前と、上の案内にあった「ジョシュア・ラリュー」という名前から綴りを推測して、ようやく http://www.discogs.com/artist/HiMhttp://www.bubblecore.com/artists/him.php という参考サイトを見つけたぐらいで。公式サイトはやはりマイスペースの http://www.myspace.com/dougscharin

このライブではツインドラムになっていたけど、写真では左側で叩いているのが恐らくこの Doug Scharin。バンド名の正確な表記は HiM で、恐らく彼のソロプロジェクトのような感じなのかな…。何しろ、このライブのメンバーは、Youtubeで見つけられる海外でのライブのメンバーとは明らかに違っていて、彼と、恐らく盟友の Joshua LaRue と思われるギタリストを除いては全員日本人だったから。最初は、こんな大所帯で(ニューアルバムのレコーディングを完了した後の)「1回きりの日本公演」なんて大変だな~なんて勘違いしかかったけど、要はみんなサポートメンバーだったわけだ。

O-Nest はエレベーターでしか出入りできないので(しかも、ステージは5階だけど客の出入り口は6階)、混雑を避けるためにアンコールは見送って帰ることにした。たまたま僕が一番最後に外を向いてエレベーターに乗り込んだら、1つ下の階でエレベーターが止まり、「あ、止まった」と言う声がしたと思ったら、そこにいたのはmakiちゃんとtucchieだった。楽屋から楽器を運び出そうとしていた様子。tucchieが明るい声で「tm(実際には僕のmixiでのハンドル)さん、バイバイ~!」とすかさず声をかけてきてくれたのには驚いた。makiちゃんももちろん笑顔。

友達までは行かないけど、こういう風に扱ってもらえるほど僕のことを覚えて親しんでくれるのはとても嬉しい。そういう関係は、他には大橋エリさんもいるけど、大事にしていきたいな~。HBの場合、相方が好きじゃない種類の音楽だというのがちょっとした壁だけど。

SHIBUYA O-nest



 

 


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