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帰国してから4ヶ月 [雑感]

3月26日にアメリカから日本に帰国しました。もう4ヶ月も前のことですね…。

在外研究に出かけたときは、やるべきことは自分の研究だけだったので、生活基盤が整うまで焦って進める必要はなかったのですが、帰国して職場復帰、という場合は、待ったなしに仕事が押し寄せてきたので、それをこなすのに精一杯で、ブログには到底手が回らなかったのでした。そもそも、仕事のペースからして違っていて、こっちでの仕事のペースに順応するのにずいぶん時間がかかってしまいましたし。

今日記事を書くことができたのは、やっと前期の授業が終わったからです。

引っ越し一つとっても、日本で相方の実家に預かってもらった家財と、アメリカから運んだものの2つあったわけですから、2回引っ越ししたようなものです。前者は帰国してから10日ほどで届きましたが、上記の通り、僕が仕事に忙殺されていたために、荷物を開いて整理するのにずいぶん日数がかかってしまいました。アメリカからの荷物が届く5月末までには何とかしようということで間に合わせたら、またアメリカからの荷物の段ボールで部屋が埋まり、それもようやく片付いたといった具合です。

しかし、まだ引っ越しは終わっていません。

本に関しては、相方の実家の蔵(納屋)では湿気にやられるからということで、アメリカに持って行かなかったものは大学の僕の研究室に運び込んでありました。しめて段ボール40箱。 大部分が僕の研究関係の本で、これはもう自宅に持って帰るよりも研究室に置いておくべきものですが、そうではない、一般書もありますし、相方の本もあります。もっとも、そういうものも、子供のものがどんどん増えてきている自宅には置くスペースがなくなってきているので、大部分は処分しなければならないでしょう。

つまり、全部開封して、研究室の書棚に入れるもの、処分(売却ないし廃棄)するもの、自宅へ送るものに仕分けしなければなりません。授業期間中には到底手が付けられなかったので、授業のない、夏休み期間が勝負です。つまり、これから始めます。

研究室の書棚自体の整理も必要です。もちろん、研究費で買った本は処分できないわけですが、僕の場合、前の勤務校から14年前に移ってきたときに、登録を削除してもらってまで持ってきた本が結構たくさんあり、その多くが、今となっては、もう不要かな、とも思えます。そういうものは処分してしまわないことには、書棚のスペースが既に足りないように見えますし…。

しかし、夏休みを、そういう整理作業だけで終わらせるわけには行きません。授業期間にはまったく研究に手が付けられなかったので、夏休みこそ、かき入れ時だからです。ましてや、8月末には、スイスで開催される学会での発表が控えていますからその準備をしっかりやらなければならない。

実を言えば、嬉しいことに、去年の秋に大騒ぎで申請した科研費が採択されたので、 なおのこと、研究はしっかりやらなきゃならないわけです。後期に入ったら、授業期間中も研究をする体制を作らないといけないな…。独身時代と違って、自宅で子供がいる中で研究なんて不可能ですから、さしあたり手っ取り早いのは、アメリカでやっていたように、授業がなくても研究室に通うようにすることですね。ちょっと、通勤時間のロスが大きいのですけど。

…というわけで、これからはまた、このブログの記事も時々は書いていくつもりです。 


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