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参議院選挙の在外投票を済ませました。 [社会]

先々週の土曜日(6日)から一昨日(15日)まで、日本から母と妹が遊びに来て、あちこち飛び回っていたのですが、そのさなか、先週の金曜日に、参議院選挙の在外投票を、郵送で済ませました。管轄の選挙管理委員会に届くのは17日だそうです。ちなみに、相方は僕とタイミングが合わせられず、昨日の郵送になりました。投票日の前日、20日に届くようです。

郵便投票のためには、投票用紙を選管にあらかじめ郵便で請求して取り寄せておく必要があり、その手続きは公示日にかかわらず、早めに行うことを推奨されているので、僕はこれを7月1日に請求しました。しかし、いざ関連書類が届いてみると、送られてきたのは投票用紙と郵送に必要な封筒類、それから投票方法の説明書きだけでした。つまり、選挙公報が入っていなかったのです。公示日よりも前に請求したからなのかどうか、その辺は不明ですが、今回はそういうことになっていました。

今回からインターネットを利用した選挙運動が可能になったということで、それなら、選挙公報なんかもオンライン化されているのだろうかと期待したのですが、残念ながら、投票する前にネット上に選挙公報を見つけることはできませんでした。最初に書いたような理由で忙しくて、ネット上をじっくり探すことができなかったという要因もあるかも知れませんが、結果的に、僕たちは、自分の選挙区にどんな候補者がいるのか、比例区であれば、どんな政党が候補を擁立しているのか、という基本的な情報ですら、公式な一次情報は得られないままに投票せざるを得なかったというわけです。僕は、やむを得ず某ポータルサイトの特集ページから各種の情報を得ました。二次情報では、ミスや情報の歪曲が怖いなあと思いながらです。

今この記事を書きながらよく探し直してみたら、僕が投票する東京選挙区の選挙公報はここに掲載されていました。しかし、少なくとも先週の間は、検索してもヒットしてこなかったんですよね…。(URLが、直前に済んだばかりの都議会議員選挙のものを流用しているというのはご愛敬…でしょうか。)

在外投票には、郵送の他に、在外公館で投票するという方法もあります。僕らが今住んでいる場所からなら、在ニューヨーク総領事館で、在外選挙人証の登録が済んでいる人は、何の予備的手続きも無しに、今回なら公示日の翌日である7月5日から14日までの期間に、直接出向いて投票するというやり方です。もっとも、ニューヨーク在住・在勤の人ならともかく、うちからだと自動車で片道2時間半かかるところに直接投票に行くというのは難しいですね。郵送は郵送で、投票日に間に合わせるために速達郵便を使うので、1回の投票に40ドル以上かかってしまいます。

どちらの方法でも、在外投票の負荷は大きいですね。しかも、日本に住んでいる場合のように、選挙公報も、候補者の一覧ですら、簡単には手に入らない。在外投票の投票率って、どれくらいなのかな…と案じざるを得ません。手続き自体、登録→投票用紙請求→投票、と煩雑ですし。

いずれにせよ、どんな候補者がいるのかという基本的な情報ぐらいは、在外投票の対象者に、もっとアクセスしやすい形で周知してもらいたいと思います。とはいえ、去年末の衆議院選挙とは違い、今回は、何はともあれ投票できたのでほっとしました。結果が満足のいくものになるかどうかは、また別の話ではありますが…。

 


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東京電力のこれは、「計画停電」の名に値しない。 [社会]

東京電力としては、恐らく、絶対停電させたくないという思いが根本にあるから、こういう、直前まで判断がつけられないという状況になるんでしょう。計画停電を過去にやったことが無く、やることはとても不名誉なことだ思っている節もある。

しかし、こちらとしては、停電するならするではっきりしてもらえば、昨日のうちの地域の時間(13:50~17:30)なら、シエスタを決め込んでしまえば済むので別に停電してもらっても問題ありませんでした。どうせ、マンションのメンテナンスなどでの“計画停電”だってたまにあるんだし。その意味では、相方も含めて“やる気満々”だったのに、肩すかしを食らった気分です。そして、翌日以降も、4月末まで同じようなやり方が続くのならうんざりだなあ、とも思います。

他方では、夜になってから被災地の避難所を停電させるという、ちぐはぐなことをやっている。絶対停電してはいけない場所とそうでないところの峻別はちゃんとできているのか、と言いたくなります。


今日は、昨日とはグループの時間割が変わっています。これは、同じ時間割を続けると、夕方に当たったグループばかり停電することになり不公平だから仕方がないかと思います。でも、そういうことなら、1週間単位とかで時間割を公表してもらないと、いろいろなことの予定が立たなくて困ります。

更に言えば、記憶は定かでないものの、グループに所属している町名の内容が昨日とは違っています。たとえば、昨日は「目白」だけ載っていた豊島区は今日の表には全く載っていません。どうやら、同じ“グループ”でも、日によって停電の対象となる町が違ってるのでしょう。これを「グループ分けによる輪番」と言えますか?僕は少なくともそうは思いません。

こんなのは計画停電でも何でもない、「無計画停電」ですよ。

計画停電(輪番停電)と言うなら、

  1. 全ての町名について、その所属グループを明らかにする。それは固定して動かさない。
  2. 各グループの停電予定を少なくとも1週間単位で公表する。
  3. 停電の有無は遅くとも当日朝には発表する。その場合、フェイルセーフで、「停電する」と発表したものが停電しなかったとしても責任は問わない。

というぐらいの内容でなければ意味がありません。東京電力には、しっかり覚悟を決めて腰を据えてもらいたい。

発電所の被災などによる需給逼迫については十分理解していますから、それぐらいの停電は受け入れる覚悟があります。


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戊辰戦争で会津と庄内がプロシアに提携持ちかけ?-ニュースより [社会]

仮にこれをビスマルクが受け入れていたら、日本の国土は列強によって分割されていた可能性があるってこと?恐ろしい話ですね。

歴史はまさに綱渡り。どこがどう転んでも、今はあり得なかったということか…。


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Googleブックス和解案:英米文化圏の作品に限定? [社会]

もちろんまだ決まったわけではないので、どうなるのかは予断を許さないわけですが、英米文化圏の作品に限るのであれば、僕の本が直接影響を被る可能性はなくなります。一方で、Google ブックスの利便性も非常に限定されたものになるわけです。でも、著作者の権利を守るためには致し方ないことでしょう。しかも、この和解案でも、英米圏の著者たちがみんな納得するとは到底思えないですね。

確かに、一企業が本を全て管理するということそのものが大問題です。最終的には、各出版社が自前で電子本を準備するしか方法はないんじゃないでしょうか。学術雑誌などは既にそうなりつつあります。


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NHKスペシャル・証言ドキュメント 永田町・権力の興亡(1)~(3) [社会]

一昨日から3日間にわたって放送されたこの番組、とても面白く見ることができました。

第1回 1993~1995 “政権交代” 誕生と崩壊の舞台裏
第2回 1996~2000 漂流5年 “数”をめぐる攻防
第3回 2001~2009 小泉 そして 小沢 “民意”をめぐる攻防

子供の頃から僕は、選挙で政権交代が起こるのを目撃したいと思い続けていました。これは、僕自身のイデオロギー的指向とか政策に関する意見によるというよりも、選挙で政権交代が起こらないかぎり、日本はまともな民主制の国だと言えないだろう、そんなことじゃ困ると思っていたからです。ある意味、小沢一郎氏が自民党を割って新生党を作り、その後も行動原理としてきたテーマに近い思いを持っていたと言えます。

そういうわけで、僕自身、国政選挙ではずっと、基本的にそういう原則で投票先を決めていました。しかし一向に選挙による政権交代は起こらなかった。

1993年に一旦自民党は、小沢氏や鳩山氏が脱党したことに伴って下野したわけですが、その時の自民党自体は、確か解散時よりも議席を増やしていて、圧倒的第一党であることには変わりなかったから、とてもじゃないが選挙で政権交代が起こったとは言えなかったわけです。自分が選挙権を持ってから8年後に非自民政権ができたことに小さな快哉を叫ばなかったわけではないですが、数あわせの細川政権は無理があるなあと当時から思っていました。

そんな感じだったので、あの時から16年を経て、ついに選挙で政権交代が起こったことに、子供の頃からの胸のつかえが取れた気分です。

この番組は、その迷走の16年の間に日本政治に起こったことを、当時の関係者の証言を基にして(新進党解党後のミニ政党の離合集散など、細部は当然省略されていましたが)活写していて、そうか、あの時に起こったのはそういうことだったのか、ということを手際よく振り返ることができたと思います。主役が次々に交代する中で、野中広務氏の一貫した活躍ぶりが目につきましたね。もちろん小沢一郎氏もですが。

世の中、特にマスコミ関係は、小沢一郎氏への警戒感が抜きがたくあるようですね。しかし、二重権力構造とか、そういう形式的なことを色々つつくよりも、今は彼が党務に専念する一方で、表の政治で何が起こるかの方が大事なことだと思っています。せっかく自分たちの手で変化を起こしたのですから、本質に関わらないところでエネルギーを浪費して、また淀んだ世の中に戻すようなことにならないように気をつけなければ。


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