ウエストバージニア旅行 [旅]
こないだの週末は、早めに休んで金曜日から月曜日までドライブで旅行に行ってきました。
目的地は、ウエストバージニア州ベックリーの炭鉱博物館です。1日で移動するには厳しい距離ということで、行きと帰りに途中で1泊ずつ、合計3泊が必要ということで、金曜~月曜という日程になりました。そもそも何故この場所を目的地にしたかと言えば、僕がアメリカ50州踏破を目指していて、ウエストバージニア州は残る7州の中の1つだったからです。ウエストバージニア州はペンシルベニア州に隣接しているので、「足を踏み入れる」ことだけを目的にするなら、州境をまたぐだけでも良いんですが、家族を巻き込んで出かける以上は、当然行く意義をはっきりしなければならないので、炭鉱見学を旗印にしたのでした。
行きは、バージニア州のウィンチェスターという町に宿泊することにして、午前中に移動し、午後はその近くのシェナンドア国立公園を訪れました。これも、途中宿泊地にも意義を求めた結果です。この国立公園は、アパラチア山脈の景色と、時折遭遇する熊などの野生動物がウリのようです。僕たちは野生動物を見ることはありませんでしたが、景色はさすがと思わせるものでした。
翌土曜日も午前中移動でベックリーに移動し、目的の炭鉱博物館に着きました。
ここのメインは、トロッコで炭鉱跡に入って、実際に働いていた人から説明を受ける、30分のツアーです。
もっとも僕らは、説明そっちのけで騒ごうとする子供たちを押さえるのに必死で、ろくに説明を聞くことはできませんでしたが…まぁ必然ですね。そもそも、ここに来ることを考えた僕も、トロッコなら遊園地の遊具のように子供たちが楽しめると考えたわけですから。
3日目は、午前中をベックリーの近くにある New River Gorge National River という国立公園で過ごしました。ここは、その名も New River という名前の川が作り出した大峡谷がウリです。
本来はたくさんあるハイキングコースを歩きつつ景色を楽しむべき場所ですが、3歳と1歳の子連れではそれは当然難しいので、板敷きの遊歩道を歩いて、峡谷に架かる橋を眺めるだけにとどめました。
そんな中、息子は持ち前の積極性を発揮して、白人の女の子と遊んだりしていました。
娘はといえば、この写真にも写っていますが、階段を全部自力で登り切るという挑戦に成功しました。
午後は帰路につき、往路で宿泊したウィンチェスターよりも少しフィラデルフィア寄りのウエストバージニア州マーティンズバーグという町に泊まりました。この旅行中は当然外食続きで、お米のご飯が食べられなかったのですが、この町には KOBE という名前の日本食レストラン(チェーン?)があったので、試しに夕食に出かけてみたら、鉄板焼きで職人がパフォーマンスをするというタイプの、アメリカでは古典的な日本料理店でした。特に息子には大受けでした。
最終日は、当然自宅に戻ったのですが、フィラデルフィアの近くにある観光地でありながら、なかなか行く機会がなかった、ペンシルベニア・ダッチ地域(ランカスター郡)に立ち寄りました。インターコースという町の、Kitchen Kettle Village というショッピング街と、そこの隣の Lapp’s Coach Shop で買い物をしました。Ball tower という子供向けのおもちゃがとても気に入り、安かったので購入しました。
次は、来週末から10日間のイエローストーン国立公園への旅行が待っています。それに向けて、いい慣らしができたんじゃないかと思います。
だんだん余裕が出てきてなによりです。外国での子育ては大変でしょう。あとでアメリカで大きなくなったことが説明できるよう沢山写真を撮ってあげるとよいと思いますよ。
by hideyuki2007y (2012-09-09 23:45)