家族旅行(ナイアガラとニューハンプシャー):後半:ニューハンプシャーの紅葉 [旅]
ナイアガラからニューハンプシャーまでは長旅です。まずはアメリカへ再入国ですが、週末でカナダからアメリカに行く人がとても多く、入国審査は自動車の長蛇の列でした。それだけで2時間半ほどかかってしまいました。そこからは、I-90をひたすら東へ。朝ホテルを出たのが9時半、マサチューセッツ州中部スプリングフィールドのホテルに着いたのが夜7時なので、10時間近くかかってしまいました。
スプリングフィールドはバスケットボールが発明された土地で、泊まったホテルの隣にはバスケットボールの殿堂もあったのですが、今回の目的はあくまでも紅葉なので、これはスルーしました。
ニューハンプシャーは、北部まで行かなくても、中部で十分に紅葉は見頃ということで、アイビーリーグの一角ダートマス大学のあるハノーバーを目指すことにしました。スプリングフィールドから I-91を北上すること2時間です。
着いたら、散策前に、ベーカリーで昼食にしました。
散策は、ダートマス大学のキャンパス周辺にしました。と言っても、こういう大学町ではキャンパスとキャンパス外の区別は無いに等しいのですけどね。これは学生社交クラブの寮の前の紅葉です。
近くに寄ってみると、燃えるような赤とオレンジでした。
実際のところ、紅葉一色というわけではなかったのですが、去年のバーモントではこんなに発色のいい紅葉を見られたという記憶がないので、今年再挑戦してみてよかったと思います。
息子が女子大生(?)をナンパしているところ。とにかく、こういう果敢さには感心します。
紅葉見物が終わったら、この日の最終目的地、ニューハンプシャー州ポーツマスへ向かいます。日露戦争の講和条約が締結された土地ですが、僕たちの目当てはシーフードです。今回の旅行は、ここまでは「食」に期待できるような土地に行かなかったので(実際に行ってみると、特にカナダでの食事が貧しいものだった)、最後に「食」の満足が得られるようにと考えたわけです。レストランに歩いて行けるように(相方も僕も酒を飲めるように)、街中のホテルにしたほどです。
実は、前の晩からトリップアドバイザーでレストランを物色していました。最終的に、「サーフ」というこの店にしました。"Serious Seafood" というスローガンが頼もしいですね。
僕たちが食べたのは、生のハマグリ、ニューイングランド・クラムチャウダー、 かにサラダ、ポルトガル風シーフードシチュー、そして蒸しロブスターでした。とても美味しくて、相方は大喜びでした。生のハマグリって、日本では食べないですよねえ。多分、刺身にするには小さすぎるから?
明けてコロンブス・デーの祝日の月曜日。前の晩は食べるだけで町を散策できなかったので、少しだけ散歩をしました。ポーツマスは、入り江に面した港町です。
日本人がポーツマスに行ったら、やっぱり本当はポーツマス条約関係の史跡などを見たいところなのですが、ここからフィラデルフィアまでは6時間かかり、連休の最終日で混雑も予想されたので、早々に出発しました。
帰りの道中でも、コネティカット州の途中までは紅葉が楽しめました。今年はちょうどいい時期に旅行できたということなのでしょうね。
ニューハンプシャーに行ったことで、僕の「アメリカ50州踏破」は46州まで来ました。残るのは、インディアナ、ノースダコタ、サウスダコタ、ユタの4つです。ユタは国立公園がいくつもあるので、行く理由は簡単に見つかるのですが、残りの3州が問題ですね…。
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