富士フイルム FinePix F200EXR の後継機、今回は出ず [雑感]
富士フイルム、ペット検出機能など搭載の「FinePix」6機種を発表 - デジカメWatch
僕が現在使っているデジカメは、2年前のモデルである F100fd です。最初に買ったのが 4700Z。その後、F410 → F700 → F10 → F31fd、と買い換えて6台連続の FinePix なのです。このブログでも書いたと思いますが、F10は、旅行先でF700が故障したために旅先で買ったもの。今の F100fd は、これも旅行ですが、往路の飛行機の座席に F31fd を置き忘れ、結局出てこなかったために買い換えたのでした。その旅行の写真は、Advanced/W-ZERO3[es] のカメラでしのぎました。F10は、今も相方が使っています。
去年 F200EXR が出たときは、魅力はあるけど、毎年買い換えるのもな…と見送りました。夏に、光学10倍ズーム機のF70EXRが出たときは正直心が動きましたが、CCDの面積が F200EXR よりも小さいという点を重視して、あくまでも F200EXR の後継機が出るのを待とうと決めたのです。
そういうわけなので、今回の新製品発表には大いに期待していたのですが…。記事を見る限り、6機種もある新製品の中に、僕の待っていた F200EXR の後継機はありませんでした。Z700EXR, Z70, XP10, S2500HD, JX200, AX200 という型番を見てもそれは分かりますね。
これは、コンパクトデジタルカメラの上位機として、F200EXR の完成度が高く、更に新味を加えたマシンを現時点では作れなかった、ということなのでしょうか。それなら、もう少し待てば後継機が登場するのかも知れません。
しかし一方で、コンパクトデジタルカメラは市場が飽和して、売れなくなっているというニュースも見ます。上位機を買うような層はデジタル一眼レフの方にシフトしてしまい、ひょっとすると、「コンパクトデジタルカメラの上位機」というジャンル自体の存在価値がなくなってきているという判断もあり得るのかな…という風にも思えてきました。薄型のZシリーズに、Z70 というエントリータイプと Z700EXR という上位機を用意しているのを見ると、Z700EXR に F200EXR の後継を兼ねさせているんじゃないか?という疑いも出てきます。しかし、これは最大ISO12800 を備えていないので、後継機たり得ないんですよね。
一応、過去の新製品発表サイクルを見ると、F31fd(2006年11月発売)のあと、F40fd, F50fd, F60fd での画素数アップによる「迷走」を経て F100fd(2008年3月発売) が出るまでに1年半かかっているので、今回もそれだけの時間がかかっているだけで、途中で中途半端なマシンを出すことはしない、というポリシーなのかも知れません。そうだといいんですが…。
F200EXR になってやっと、各解像度で「3:2」のプロポーションが選べるようになったので、是非ともその機能を備えた新機種が欲しいのです。今さら F200EXR を買うというのも、確かにとても安くはなってはいるものの、悔しいですしね。
一夜明けたら [雑感]
年末年始は東京に籠もります。 [雑感]
僕の両親は父が社長になって以来、年始客を避けるために正月は新潟を脱出して、東京か京都のホテルで過ごすようになりました。僕も毎年それに合わせています。2年前に会長に退き、更に今年それもやめて取締役を退任、相談役になったのですが、この習慣は続けるようです。大きな理由は、母に正月の負担を掛けないため、ということに変わりました。
今年の正月は、僕が結婚して初めての正月だったので、初めて相方を交えての正月になるはずでしたが、既に妊娠発覚後でつわりがひどく、羊水検査を里帰り出産予定の病院で受けるために石川にいたのですが、京都への往復はきついということでパスになりました。なので、今度の正月こそは…という期待が僕にもありました。まして、孫まで生まれたわけですからね。
しかし、これに立ちはだかるのが新型インフルエンザ。間違っても息子がこれにかかることがあってはいけないという意識から、混雑した乗り物に長時間閉じ込められるような状況は避けています。そのため、今月行こうと検討していた息子の初新潟入りも、今月末の学園祭休みに行こうと企てたハワイもあきらめました。そういう状況の中での打診でした。
最初相方は、正月を自分の実家で過ごすのは別と思っていたようで、「1月1日移動で、その前と後に、それぞれの実家と過ごす」という希望を口にしました。僕はそれに対し、息子が新型インフルエンザにかからないようにあちこち行くのはやめようという方向にしたのは君じゃないか、やるなら徹底してやらなきゃ意味がない、仮に流行のピークが予想通り今月だったとしても、ピークを過ぎたというだけで、年末年始に依然流行していることには変わりはないのだから、という話をしました。
僕自身は、本来はお気楽に考えているところがあって、旅行したって大丈夫でしょ、危険度は散歩に出るのと五十歩百歩だと思うよ、年末年始の帰省をやめる必要もないんじゃないか、という感覚なのですが、相方が息子を心配する気持ちも当然共有しているので、それを酌んで、ウイルスを持ち込むまい、息子を危険にさらすまい、というポリシーで行動しています。それで、そう言ったのです。
相方はそれを聞いて考え直してくれて、確かに、今回に関しては特別だと考えるしかないよね、人が少なくなった東京に籠もって正月をしよう、自分の実家へは正月のラッシュをずらした時期に帰る、と結論づけ、石川の実家に電話して話をつけました。
結果を僕の父に報告したら、「じゃあ、東京に泊まる方向にする。またおまえの家で雑煮を作ろう」という話に。孫に会わせるのに、70歳を超えた両親に来てもらわなきゃならないのは、子供としては心苦しいけど、今はそうするしかないですね。
相方の両親にも、8月に相方がこっちに戻ってきて以来、孫に会わせられずにいるので、「正月のラッシュをずらした時期」というのを、後期の授業が終わった1月後半に設定して、僕共々訪ねることにしようかな…と思っています。その頃には、年明けからと報道されている、0歳児の両親への新型インフルエンザワクチン接種を僕らも済ませて多少は心配が遠のいていることを期待するしかないですね。