子供のいる幸せ

こういうタイトルを付けたくなるほど、幸せな日々です。

全てがうまくいっているわけではありません。やはり1ヶ月の出遅れがあるので、僕が抱っこしてあやそうとしてもうまくいかない。生まれてすぐの時はふわふわ揺らすだけで泣き止みました。その後の僕の必殺技は、両手で横抱っこして、自分の体からは離し、30cmぐらい上下に動かすことでした。これで確実に泣き止んでくれたのですが、今はもうダメです。相方曰く、もう横抱っこは嫌いになって、縦抱っこじゃないとダメだよ、と。僕が最後に「里」に行ってから、東京に来るまでの10日ほどの間に、成長して好みが変わってしまったようです。

そんなわけで、相方が風呂に入ったときなどに僕一人で面倒を見ると、大変なことになります。オートスウィングのベビーラックの効果は5分ぐらいしか続かず、すぐに一人置いておかれたのに気づいて愚図り出します。しばらく置いておくと、エスカレートして泣き出すので、僕が抱き上げるのですが、それで却って気分を害してしまうようで…。普通とは違って、目を開けたまま泣き声だけを出していることも多くて、これは怒ってるんだろうな～、僕はまだ抱き方が下手だものな～、と感じます。

でも実は、泣き声や泣き顔も好きだったりします。だから、抱き上げずに眺めていてもいいのですが、泣いたのに対して反応しないとサイレントベビーになる危険性もあるので、却って怒らせる羽目になっても、こうやってコミュニケーションを図った方がいいと信じて、抱きかかえてあやしています。

昨日は初めてベビーカーに乗って散歩に行きました。ベビーカーは地面のでこぼこによって揺れたり振動があったりしますが、却ってその方が赤ちゃんにとっては快適なようですね。「里」でも自動車に付けたベビーシートの中で、車が走っている間はおとなしくて信号などで停まると泣き出すなんて状況だったので、揺れている方がいいんですね。

家の中でもベビーキャリアで抱きながら他のことをしたりする件に関しては既に書きましたが、これだと食べることができないという難点がありました。器を手に持ちたい位置に、赤ちゃんの頭が来るからです。そこで、プレゼントにもらったベビースリング（北極白くま堂の「キュット ミー！ 823」）が登場。本来は、新生児でも頭を出して手で首を支えるという使い方なのですが、相方は昨日初めて、頭まで中に入れてしまいました。それでも特に不快そうではなかったのでその状態で夕食を食べました。更には、そのままトイレに行ったり、その状態でおっぱいをあげたりとやりたい放題。しかし、このおかげで、おっぱいをやりながら食事をするという離れ業(?)を手に入れることができました。

抱かずに放置するとすぐに気がついて泣き出すという状態なので、まだベビーベッドには寝かせていません。幸い僕らのベッドはダブルなので、2人の間に息子を寝かせる「川の字」になっています。おっぱいをあげながら寝ることも少なくありません。そのうち寝返りを打つようになったら川の字ではまずいこともあるかも知れないので、何とかベビーベッドで寝られるようにしたいと思いますが、今のところは、横で寝るのもいいなと感じています。何よりも、横で眠りながら腕を動かしたりするのを感じたり、のどからいろいろな音を出すのが聞こえたりするのが、とても癒されるんです。一番幸せな気持ちになります。

相方は言っています。「生まれたばかりの時に戻って、何気なくやり過ごしてしまったいろいろな表情や動きをじっくり観察し直したい」と。確かに、1秒たりとも見逃したくない魅力があります。

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